第5回ヴィプロJr.アスリートセミナー活動報告
こんにちは✨
理学療法士の早川です^_^
9/11(土)に第5回ヴィプロJr.アスリートセミナーを開催しました!
今回のテーマは
サッカー指導者向け
「差がつくJr.世代のキック指導」
でした⚽️
講師の小林トレーナーにより今回も有意義なセミナーとなりました(^ ^)
以下、セミナー内容をまとめさせて頂きます。
「スキル」に着目したキック指導は世の中に多く出回っています。
指導方法をまとめると以下のようになります。
しかし、これらの動作を体現するにはスキルを支える「基本動作」や身体機能が必要となります。
昨今の様々な研究で、力強いキックを生み出すには、蹴り足のスイングスピードを上げることが重要と分かっています。
そのためには
・骨盤の回転力
・軸足の安定性
・股関節伸展(バックスイング)の可動域
といった機能が必要となります。
骨盤の回転力とは、キックにおける骨盤の水平回転の動きと、バックスイングからフォロースルーまでの骨盤の前後回転の動きになります。
骨盤の回転力をつけるには「クロスモーション」と呼ばれる対角線のトレーニングが有効です。
「蹴ること」をイメージするよりも「引くこと」をイメージして行うとより効果的です。
また、軸足の安定性を向上させるには「SSCトレーニング」が有効になります。
SSCトレーニングとはストレッチショートニングサイクルトレーニングのこと。
ストレッチショートニングサイクルとは、「主動作前に動作と逆方向に素早く予備伸長(反動)を加えることで、主動作のパフォーマンスが向上する」というものです。
キック時の軸足にかかる負荷は助走距離に比例して大きくなり、短時間で大きな筋力の発揮が求まれらます。
代表的なメニューの1つとして、連続ジャンプはとても効果的です。
そして最後に、股関節伸展(バックスイング)の可動域を向上させるには、腸腰筋のストレッチと臀筋の筋力が必要となります。
力強いキックには「蹴り方のコツ」だけでなく、スキルに必要な身体機能を向上させることもとても大切になります。
また、今回のセミナーではキック動作をテーマに参加者の方々と様々な意見交換をさせて頂きました!
私達の持つスポーツ医科学の理論と、実際に現場で活躍されている指導者の方々の経験や指導法を互いが持ち寄ることで、子供達の課題がもっと解決されるのではないかと思いました。
とても有意義な時間だったので、この機会を引き続き作っていきたいと思います✨
次回の第6回ヴィプロJr.アスリートセミナーは11月中旬を予定しています。
Jr.アスリートの課題を解決するため、常にチャレンジしていきます❗️
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