【活動報告】女性活躍を支える職場の健康セミナー
こんにちは!理学療法士の早川です^_^
3月5日(土)にオンラインセミナーを開催しましたので、その活動報告をさせて頂きます。
今回のテーマは
「女性活躍を支える職場の健康セミナー」
〜持続可能な女性の働き方〜
でした✨
前半をウェルネス・ダイアログ研究所の宮田祐子さん、
後半を私が担当させて頂きました。
前半部分のテーマは
1.女性活躍を阻む、時間制約以外の事情とは
2.健康課題の性差に配慮した「健康経営」が必要な理由
3.女性特有の健康課題とは
4.女性のメンタルヘルス課題とその対策
昨今、取り上げられる健康経営ですが、職場の健康管理は男性中心型になってしまっています。
女性は妊娠、出産以外にも毎月の生理や更年期など、様々なライフイベントがあります。
また、男性と女性でかかりやすい病気にも違いがあります。
中でも、メンタルヘルスにおいて、女性の方が男性よりも約2倍多いというデータも…。
女性活躍が推進し、女子の就業率や女性管理職が増えてくるため、
今後、女性の健康をテーマにした健康経営は必須と言えるでしょう。
後半部分のテーマは
1.40-50代が抱える健康問題と体力診断
2.ここが違う! 女性の更年期と男性の更年期の違
(ホルモンバランスセルフチェック)
3.更年期特有の身体の変化とは
4.健康に長く働き続けたい40-50代に知っていてほしい「健康課題と対策」
40-50代が抱える健康問題の特徴としては、原因が一つではないということ。
何か一つのことでスッキリと改善するほど単純ではないので、総合的に捉えることが大切です。
その中でも特に重要なホルモンと体力不足の部分を中心に今回はお伝えさせて頂きました。
更年期症状と体力には関係があり、体力が低い人ほど更年期症状SMIの値が高い傾向にあります。
その中でもWBI 80を境目に更年期症状が強くなる傾向も見受けられます。
講演当日は、参加者の方々にホルモンバランスチェックシートを記入して頂き、
また体力診断として片足立ち上がりテストを体験して頂きました。
体力は高ければ高いほど余裕を持って生活することができますが、まずは生活に見合った体力を身につけること大切です。
そのほかに、運動の観点から見ていくと、更年期に共通するあるカラダの問題点があります。
それは「脊柱弯曲機能低下」による「筋力制限」になります。
脊柱弯曲機能とは背骨が持っているしなやかさのことで、もっとも重要な機能は衝撃を吸収するサスペンション機能になります。
運動において筋力を出すことは作用力といい、そこから返ってくる力、反作用力が発生します。
運動で出した筋力の分だけ同じ反作用力が体に返ってきます。
この返ってきた反作用力を背骨が吸収することで運動が成立しています。
脊柱の弯曲機能が低下すると吸収できる反作用力が低下してしまいます。
脊柱が吸収できる以上の反作用力が発生すると体が壊れてしまうので、運動を成立させるには返ってくる反作用力を小さくする必要があります。
反作用力と作用力は同じ大きさなので、反作用力を小さくするには作用力つまり筋力を制限する必要があります。
つまり筋力制限の原因は、脊柱弯曲機能の低下によって、吸収できる反作用力が低下したため、体を守るために脳が抑制をかけて筋力に制限をかけるというものです。
体力を向上させるには、筋力トレーニングは欠かせません。
しかし、筋力制限がかかったまま、トレーニングをしても効果が得られないばかりか、怪我をしてしまうリスクもあります。
そのためにはまず脊柱弯曲機能を改善する必要があります。
セミナー当日はいくつかエクササイズをご紹介しましたが、
そもそも脊柱弯曲機能が低下する原因は、ズバリ「生活習慣」になります。
生活習慣というと、健康を意識した一つ一つの行動と捉えがちですが、生活習慣は「生き方の選択」だと捉えております。
働き方を含めて、暴飲暴食や睡眠不足、運動不足によって心身の不調をきたしている人はたくさんいます。
積み重ねで大病を患い、医療機関で治療することはとても大変なことです。
そうなる前に、より良い生き方の選択をし、自分自身で人生をコントロールすることが大切だと考えています。
しかし一方で、それをお一人で取り組み続けるのはとても難しいことだと感じています。
なので、企業様におきましては健康経営やその研修のサポート、
個人の方にはメディカルフィットネスの施設にてサポートを行っております。
健康でイキイキと働く一助になれば幸いです(^_^)
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『ゆるめて、整えて、鍛える。これからを楽しむためのカラダ作り。』
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